浅見光彦ミステリー第1弾。「難事件を直感と推理で解決していくルポライター・浅見光彦の活躍を描く。浅見光彦を水谷豊が演じ、名探偵ぶりと茶目っ気を遺憾なく発揮している。母親と高知に向かうフェリーの旅を楽しんでいたルポライターの光彦(水谷豊)は、甲板で教田という男から平家の落人の村・相ノ川に帰る途中なのだと話しかけられる。男が去って間もなく、悲鳴とともに男の姿が船上から消える…。一年後、光彦が乗っていたフェリーの船員が自殺をはかる。光彦の直感が2つの事件の真相を解き明かしていく。
ある日、夜明のもとに警視庁の神谷警部から速達が届いた。その中には、夜明宛に届いた差出人に覚えが無い葬式の案内状が入っていた。葬式に参列してみると、それは夜明が6年前に殺人で逮捕した男・木村哲夫の葬儀で、案内状を出したのは、哲夫の妹・藍子(美保純)だった。夜明は藍子に頼まれ、銀座で藍子が開いているスナックまで送ることになった。藍子は夜明に、これから毎晩スナックの閉店時刻に迎えに来て欲しいと言う。スナックから横浜の自宅まで藍子を送り、優しげな言葉をかける夜明に、藍子は「寂しい」と抱きついてくる。が、その腕を解く夜明。藍子は明日からは迎えに来なくてよいと告げる。その翌朝、夜明は、6年前の事件で哲夫に不利な証言をした男・徳山が焼死したという。